嫌な臭いは、元から断たなきゃダメ♪
乗用車の居住性は飛躍的に高まりました。
「昔の車はシンプルでよかったな〜」と感じつつも、もうこの居住性を手放す事はできません。しかしずっと解決できずにいる問題、それが「臭い」です。エアコン・ペット・灯油・食べこぼし・釣りえさ等など、車内には不快な臭いがいっぱい。
「臭い」の原因は臭い分子
いやな臭いは元から断たなきゃダメ!というCMがありましたが、これは紛れもない事実なのです。では臭いの元を取り除けば大丈夫なのかというと、厄介な事に臭い分子は室内を浮遊し、シートやトリムや部品に付着してしまっているのです。そこで、臭いの元を取り除き、臭い分子を破壊する消臭システム ”オールクリア” を開発しました。
いやな臭いの元は「菌」、安全性は大丈夫!?
エアコンを例にすると、臭いの原因はフィルターや風道に付着したカビそのものや、カビが元になって発生する臭い分子です。カビは細菌より大きい真菌に分類されていますが、菌にマチガイはないのです。しかも悪菌。カビが肺に入ると過敏性肺炎を引き起こし、皮膚に付くとアレルギー反応や中毒を引き起こす場合があります。食べかすやこぼした飲み物もカビや細菌の棲家です。そのうえ車内は高温になりやすく、しかも適度な湿気が保たれる。臭いの総本山である腐敗菌(物を腐らせるカビや細菌の総称)は、どんどん増殖してしまうのです。消臭をするという事は、本質的には菌を取り除く、つまり除菌をしなければならないということなのです。
二段攻撃の”オールクリア” 強力速攻のAC-1
”オールクリア”は、AC-1とL-2と呼ばれる2種類の特殊液で構成する消臭システムです。まず、AC-1の除菌力が車内の各部分に付着した臭い分子を破壊し、同時に浮遊する臭いの元を除菌・破壊します。この除菌工程でほとんどの臭いが消滅しますので消臭工程も兼ねることになります。「すぐに効く」といわれるのはこのことです。
AC-1の除菌・消臭効果(財団法人 日本食品分析センター調べ)
殺菌の種類 |
主な存在場所 |
施工前(生菌数) |
施工30分後 |
大腸菌(O-157含む) | 食品全般・床面 | 4300000 | <10 検出限界値以下 |
黄色ぶどう球菌 | 傷口・化膿部分 | 4500000 | <10 検出限界値以下 |
サルモネラ菌 | 肉・乳製品 | 3400000 | <10 検出限界値以下 |
長く効くL-2
AC-1を使えば除菌・消臭はできます。しかしシートなどに染み込んでしまった臭いの元や臭い分子はジワジワと臭いとして現れて来ます。それを迎え撃つのがL-2、いわば二次撃隊なのです。L-2は車内に長く留まることが出来る特性を持っているので、浮かんできた臭い分子を捕まえて分解していきます。「長く効く」といわれるのはこのことです従来の消臭剤は、臭い分子を穏やかに破壊するタイプ・吸着するタイプ・別の臭いでごまかすタイプなどがありましたが、どれも難点がありました。”オールクリア”は2種類の特殊液剤がお互いをおぎなうことで速効性と持続性を兼ね備えた新しい消臭システムなのです。
L-2の抗菌・消臭効果(近畿パイプ技研調べ)
臭気の種類 |
主な成分
|
施工前(ppm) |
施工後(ppm)
|
消臭率(%)
|
肉や魚の腐敗臭 | アミン類 | 350 |
<0.2 |
99.7 |
ペットの排泄物臭 | アンモニア | 15000 |
225 |
98.6 |
タバコ臭 | ニコチン | 16.0 |
2.2 |
79.4 |
野菜の腐敗臭 | メルカプタン | 3.8 |
0.5 |
86.8 |
乳製品の腐敗臭 | 硫化水素 | 3.0 |
0.4 |
86.7 |
効果は6ヶ月”オールクリア”の特徴は効果が長期間持続すること。抗菌・消臭剤L-2は噴霧後車内に残り、空気中を浮遊する菌や臭い分子を捕まえて破壊します。効果持続期間は3〜6ヶ月間です。安全性はお墨付き人体に影響はないのだろうか? と思った方は多いと思います。我々も開発段階で、強力な除菌・消臭効果を確認し喜びはしたものの密閉される車内、ましてやチャイルドシートなどは赤ちゃんの敏感な肌に直接触れる部分・・・ご安心ください!当然のことながら、安全性は十分に確認されていますAC-1は厚生労働省認定の食品除菌水が主原料で、安全性は医学的な試験によって確認されています。この液剤を飲んでも人体への影響はまったくありません。(飲用ではないので飲まないでください。)L-2は抗菌製品技術協議会(SIAA)が認定した試験によって安全性が確かめられた銀イオン水が主原料。
(SIAAは、経済産業省が策定した「抗菌加工製品ガイドライン」に従って抗菌剤、抗菌製品の性能や安全性に関する統一した規格・基準とその表示方法からなる自主ルールを定めtれいる団体