株式会社 車楽

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8月号のMJマガジン掲載コラム 洗車ドクターQ&A「梅雨を快適に!」

Q:梅雨の時期の対策はありますか?
A:四国も梅雨入りしましたね。梅雨時期のカーメンテナンスの注意点をお伝えします。

 

①ボディーに関しては、ガラスコーティングをしておくこととと、
コーティング施工車でも専門店でメンテナンスをしておく事が大切です。

 

近年塗装において一番悪影響なのが、「紫外線」「酸性雨」です。
また、今年は年初から「黄砂」が降っているので、これも大敵です。

 

特に最近の梅雨は雨が降った後に、真夏日の様な日差しが降り注ぎます。
これがいわゆる「ウォータースポット」と言って「雨ジミ」になってしまいます。
そのメカニズムについては以前書いたので割愛しますが、シミが深くなってしまってはもう研磨しても完全にはキレイになりません。

 

よく「ボディーにガラスコーティングしているので安心ですよね?」と聞かれますが
「何年前にされましたか?」と聞くと、だいたいが数年経っています。

 

そして、ほとんどの方が「コーティングメンテナンス」をされていません。
メンテナンスとは、洗車をした後に、塗装上に付着している黄砂や花粉やピッチなどの不純物を取り除き、新しいコーティングの被膜を作ってあげることです。

 

ディーラーでも洗車機で洗車をした後にそのまま、メンテナンス剤をただ塗って終わり。
という所も実は数多くあります。きちんとしたメンテナンスは半年(屋根なし)から一年毎(屋根あり)に必要です。

 
 

②窓ガラスに関してです。前面ガラスは梅雨の時には見えにくくなりますよね。

 

特に高速道路を走る時に豪雨だと、ずっと高速でワイパーをかける必要があります。
そうすると見えにくいばかりではなく、ワイパーも磨耗して痛みますし、目も疲れます。

 

ですので、窓ガラスには「フッ素ガラスコーティング」がオススメです。
効果は半年くらいなので、梅雨の6月くらいと、年末の12月位にするのが良いです。
市販で売っているガラスコーティング剤は「シリコン系」が多いのですが、シリコン系とは油分なのですぐに油膜になってしまって、ギラギラして見えなくなってしまいます。

 

きちんと専門店に行って「フッ素ガラスコーティング」を施工してもらうことが大切です。
私は、フロントガラスをキレイにしておくことと、タイヤの溝を確認しておくことが安全運転につながる最低限のメンテナンスだと思っています。
車をキレイに長く快適に乗っていただくためにも、この2つはこまめにチェックしてあげてくださいね。

 
 

③それと、ヘッドライトです。

 

5年以上経過しているお車のヘッドライトは黄色く、くすんでいる車が多くあります。
これらは紫外線と経年劣化が原因ですが、夜のライトの光量も暗くなってしまいます。

 

市販の液剤で「黄ばみ取り」セットも販売していますが、あっという間に元の状態に戻ってしまいます。

 

一度、表面の汚れや黄ばみをキチンと研磨で除去してから、ガラスコーティングなどで、保護してあげる必要があります。
そうする事で一年以上キレイな状態も維持できますし、夜道でも明るくなるのが実感できると思います。

 

前もって備えて、安全運転に心かけてください。

 

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